$y=ax^2$でxの値がbからcに変化したときの変化の割合は
$a(b+c)$と表すことができます。
それはなぜかを説明します。
変化の割合は$\displaystyle\frac{yの増加量}{xの増加量}$ですから、
上のケースの場合は、$\displaystyle\frac{ac^2-ab^2}{c-b}$です。
$\displaystyle\frac{ac^2-ab^2}{c-b}$
分母をaで括って、
$\displaystyle\frac{a(c^2-b^2)}{c-b}$
$c^2-b^2$を因数分解して、
$=\displaystyle\frac{a(c-b)(c+b)}{c-b}$
約分して、
$=a(c+b)$
数字が大きくなった時など、原理原則に立ち返りいちいちオーソドッククスに計算していたんでは余計に時間がかかったり、計算間違いにもなりかねません。
覚えおくといいと思います。